34歳の麻衣さん(仮名)は、ここ数か月、お通じのリズムが気になっていた。もともと快調だったのに、デスクワーク中心の仕事に転職してから3日に1回がやっと。お腹が張って苦しい日もある。

「食物繊維を摂った方がいいのかな」とは思うものの、どんな食品にどれだけ含まれているのか、水溶性と不溶性の違いも正直よく分からない。ネットで調べても情報がバラバラで、何を信じていいか迷ってしまう。

実は食物繊維には2つの種類があり、摂り方を間違えると逆効果になることもあります。この記事では、食物繊維の基礎知識から、食事で意識すべきポイント、具体的な食品リストまで、厚生労働省のデータをもとに分かりやすく整理しました。

この記事で分かること
  • 水溶性・不溶性 2つの食物繊維の違いと特徴
  • 食事で食物繊維を意識するときの3つのポイントと2つの注意点
  • 食物繊維を含む代表的な食品と取り入れ方の工夫
  • 日本人の食物繊維摂取量の現状と目標量

食物繊維とは?2つの種類と特徴

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維

食物繊維には大きく分けて2つの種類があります。それぞれ特徴が異なり、体内での働きも違います。

種類特徴体内での働き多く含まれる食品
水溶性食物繊維水に溶けてゲル状になる腸内細菌のエサになり、善玉菌を増やす海藻、こんにゃく、果物、大麦
不溶性食物繊維水に溶けず、水分を吸って膨らむ便のかさを増やし、腸の動きを促す野菜、きのこ、豆類、穀物

どちらか一方だけでなく、両方をバランスよく摂ることが大切です。

バランスの目安

一般的には、不溶性:水溶性 = 2:1 のバランスが目安とされています。

日本人の食物繊維摂取量の現状

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、食物繊維の目標量は成人で1日18〜21g以上とされています。しかし「令和元年 国民健康・栄養調査」によると、実際の平均摂取量は約14gで、目標を大きく下回っています。

食物繊維の種類と特徴


食事で食物繊維を意識するときの3つのポイント

ポイント1:さまざまな食品から少しずつ摂る

食物繊維は、特定の食品だけに頼るのではなく、さまざまな食品から少しずつ摂るのがポイントです。

  • 野菜: ごぼう、ブロッコリー、ほうれん草、かぼちゃ
  • 海藻: わかめ、ひじき、もずく
  • きのこ: しいたけ、えのき、しめじ
  • 豆類: 大豆、ひよこ豆、レンズ豆

毎食すべてを揃える必要はありません。「1日のどこかで意識する」くらいの感覚で取り入れてみてください。

ポイント2:水分をしっかり摂る

食物繊維を摂るときに忘れがちなのが、水分の摂取です。特に不溶性食物繊維は水分を吸収して膨らむため、水分が不足していると逆効果になることがあります。

食事中や食後には意識的に水やお茶を飲むようにしましょう。1日1.5〜2リットルが目安です。

ポイント3:主食を雑穀米や大麦入りに変える

最も手軽に食物繊維を増やす方法のひとつが、主食を変えることです。白米を雑穀米や大麦入りご飯に変えるだけで、1食あたり2〜3gの食物繊維を追加できます。


食物繊維を摂るときの2つの注意点

注意点1:急に大量に摂らない

食物繊維を一度に大量に摂ると、お腹が張ったりガスが溜まったりすることがあります。普段あまり食物繊維を摂っていない方は、少量から徐々に増やしていくのがおすすめです。

注意点2:不溶性食物繊維ばかりに偏らない

不溶性食物繊維を大量に摂ると、水分が不足している場合にかえって便が硬くなる可能性があります。水溶性食物繊維もバランスよく摂り、十分な水分を確保しましょう。


食物繊維を含む代表的な食品一覧

食品食物繊維量(100gあたり)水溶性/不溶性手軽な摂り方
ごぼう約5.7g両方含むきんぴら、味噌汁
アボカド約5.3gバランス良いサラダ、トースト
納豆約6.7g両方含むそのまま、ご飯にかけて
わかめ(乾燥)約32.7g水溶性が多い味噌汁、サラダ
ブロッコリー約4.4g不溶性が多い蒸して、サラダ
しいたけ約3.5g不溶性が多い味噌汁、炒め物
大麦約9.6g水溶性が多いご飯に混ぜて

※ 数値は「日本食品標準成分表2020年版」を参考にした目安です。

無理なく食事に組み込むコツ

  • 味噌汁やスープに野菜・きのこ・海藻を入れる: 手軽に食物繊維を増やせる
  • 白米を雑穀米や大麦入りに変える: 主食で食物繊維を摂取
  • おやつをナッツやドライフルーツに置き換える: 間食でも食物繊維を意識

食物繊維を増やす食事の工夫


食事だけで難しいときの選択肢

「毎日の食事で食物繊維を意識するのが難しい」という方は、栄養補助食品を日常に取り入れるのもひとつの方法です。

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よくある質問(FAQ)

Q1. 食物繊維を摂りすぎることはありますか?

通常の食事から摂りすぎることは稀ですが、サプリメントなどで大量に摂取するとお腹の張りやガスの原因になることがあります。食事からバランスよく摂ることを基本にしましょう。

Q2. 水溶性と不溶性、どちらを優先すべきですか?

どちらか一方ではなく、両方をバランスよく摂ることが大切です。便が硬い場合は水溶性を意識し、便のかさが少ない場合は不溶性を意識するなど、自分の状態に合わせて調整しましょう。

Q3. 便秘がひどい場合はどうすればいいですか?

食物繊維や水分を意識しても改善しない場合は、かかりつけの医師に相談してください。便秘には様々な原因があり、食事以外の対応が必要な場合もあります。

Q4. 子供にも食物繊維は必要ですか?

はい。子供も食物繊維は必要な栄養素です。ただし、大人と同じ量は必要ありません。年齢に応じた適量を、野菜・果物・きのこなどからバランスよく摂りましょう。


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参考情報

  1. 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」
  2. 厚生労働省「令和元年 国民健康・栄養調査結果」
  3. 文部科学省「日本食品標準成分表2020年版」
  4. 厚生労働省「e-ヘルスネット:食物繊維の必要性と健康」

まとめ

食物繊維は水溶性と不溶性の2種類があり、バランスよく摂ることが大切です。野菜・海藻・きのこ・豆類を日常の食事に少しずつ取り入れながら、水分もしっかり摂ることを意識してみてください。

急に大量に摂るのではなく、無理のない範囲で食物繊維を意識する食生活を心がけましょう。お通じのリズムが気になる方は、まずは味噌汁に海藻を1つ加えることから始めてみてはいかがでしょうか。

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※ 本記事は食物繊維と食事に関する一般的な情報をまとめたものです。お通じのリズムで気になることがある場合は、かかりつけの医師にご相談ください。※ 本記事に記載の情報は2026年3月時点のものです。※ 持病やアレルギーのある方は、ご使用前にかかりつけの医師にご相談ください。※ 本記事は特定の製品の効果・効能を保証するものではありません。