妊娠5か月の田中さん(仮名・31歳)。つわりがようやく落ち着いてきたものの、妊娠初期の3か月間はほとんどトマトとゼリーしか食べられなかったと言います。「赤ちゃんのために野菜をもっと食べなきゃ」と分かっていても、口にするだけで吐き気がする日々。食べられるようになった今も、野菜への苦手意識が残ったままです。
妊娠中は体調の変化やつわりの影響で、食事が偏りやすくなります。「野菜をもっと食べたいけど、思うように摂れない」と感じている妊婦さんは少なくありません。
この記事では、妊娠中に特に意識したい栄養素と、野菜を無理なく取り入れるための食事のコツ、栄養補助食品を検討する際の注意点を解説します。
- 妊娠中に特に意識したい4つの栄養素
- 妊娠中に野菜が不足しやすくなる3つの理由
- つわり中でも取り入れやすい野菜の摂り方
- 栄養補助食品を利用する場合の注意点
妊娠中に特に意識したい4つの栄養素
厚生労働省「妊産婦のための食生活指針」をもとに、妊娠中に特に意識したい栄養素を整理します。
| 栄養素 | 主な役割 | 多く含む食品 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 葉酸 | 赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスク低減 | ほうれん草、ブロッコリー、枝豆 | 妊娠初期に特に重要 |
| 鉄分 | 増加する血液量を支える | 小松菜、ほうれん草、大豆製品 | 妊娠中は必要量が増加 |
| カルシウム | 赤ちゃんの骨・歯の形成 | 小松菜、ケール、乳製品 | ビタミンDと一緒に摂ると◎ |
| ビタミン類 | 母体と赤ちゃんの健康維持 | 緑黄色野菜全般 | ビタミンAの過剰摂取に注意 |
厚生労働省は、妊娠を計画している女性に対し、食事に加えてサプリメントからの葉酸摂取を推奨しています。葉酸は緑黄色野菜に多く含まれますが、調理による損失が大きいため、サプリメントでの補助が有効とされています。
妊娠中に野菜が不足しやすい3つの理由
理由1:つわりによる食欲の変化
特に妊娠初期のつわりの時期は、特定の食べ物のにおいや味に敏感になり、野菜を受け付けなくなることがあります。個人差が大きく、症状が軽い方もいれば、入院が必要なほど重い方もいます。
理由2:味覚・嗅覚の変化
妊娠に伴うホルモンの変化で、これまで好きだった食べ物が食べられなくなったり、逆に特定の食べ物ばかり欲するようになったりすることがあります。「食べたいものと食べるべきものが一致しない」のは、多くの妊婦さんが経験するジレンマです。
理由3:調理の負担
体調が優れない日は、キッチンに立って調理すること自体が負担になります。野菜の下処理や調理が面倒に感じる日が増えると、自然と野菜の摂取量は減っていきます。
つわり中でも取り入れやすい野菜の摂り方
食べやすい野菜から始める
つわり中でも比較的食べやすいとされるのは、トマト、きゅうり、大根おろしなどの冷たくてさっぱりした味の野菜です。無理をせず、食べられるものから取り入れましょう。
調理法を工夫する
| 調理法 | メリット | おすすめの野菜 |
|---|---|---|
| スープ・味噌汁 | 野菜を細かく刻めば食べやすい。栄養も逃しにくい | 人参、大根、小松菜 |
| 蒸し野菜 | 短時間加熱で栄養を保ちやすい | ブロッコリー、かぼちゃ |
| ポタージュ | ペースト状で食べやすい。量も摂りやすい | かぼちゃ、ほうれん草 |
| 浅漬け | さっぱりして食べやすい | きゅうり、白菜 |
冷凍野菜やカット野菜を活用する
体調が優れない日は、調理の手間を減らすことも大切です。冷凍野菜やカット済みの野菜を常備しておくと、電子レンジで温めるだけで栄養のある一品が完成します。
栄養補助食品を活用する場合の注意点
食事だけで十分な栄養を摂るのが難しい場合、栄養補助食品を検討する方もいるでしょう。その場合は、以下の点に注意してください。
必ずかかりつけの医師に相談する
妊娠中に摂取して問題ない成分かどうか、必ず事前にかかりつけの産婦人科医に確認してもらいましょう。自己判断での摂取は避けてください。
成分表示を確認する
アレルゲンや添加物(アスパルテームなど)の有無をチェックしましょう。AOBA青汁タブレットにはアスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物が含まれています。
過剰摂取に注意
特にビタミンAは過剰摂取が問題になる栄養素です。サプリメントからの大量摂取は避け、摂取量の目安を必ず守りましょう。
あくまで食事の補助として
栄養補助食品だけに頼らず、食事からの栄養摂取を基本にしましょう。体調の良い日は意識して野菜を食べ、難しい日に補助的に活用するというバランスが大切です。
AOBA 青汁タブレットについて

AOBA 青汁タブレット 乳酸菌入りは、国産大麦若葉とケールを原料にしたヨーグルト味の粒タイプ。水なしでそのまま食べられるので、体調に波がある妊娠期にも取り入れやすい形状です。ただし、妊娠中の利用については必ずかかりつけ医にご相談ください。1日3〜10粒が目安です。
よくある質問(FAQ)
Q1. つわりがひどくて何も食べられません。どうすればいいですか?
つわりが重い場合は、栄養バランスよりも「食べられるものを食べる」ことを優先してください。水分補給を心がけ、少量でも口にできるものを少しずつ摂りましょう。症状が重い場合はかかりつけ医に相談してください。
Q2. 妊娠中に青汁を飲んでも大丈夫ですか?
青汁自体は食品ですが、妊娠中は体調や体質の変化があるため、かかりつけの医師に相談してから利用することをおすすめします。特にビタミンAの過剰摂取やカフェイン含有の有無を確認しましょう。
Q3. 葉酸サプリと青汁タブレットは併用できますか?
併用自体は可能ですが、成分の重複による過剰摂取にならないか確認が必要です。必ずかかりつけの医師や管理栄養士に相談し、適切な摂取量を確認してください。
Q4. 妊娠後期に必要な栄養は変わりますか?
妊娠中期以降は鉄分の必要量が大幅に増加します。また、後期にはカルシウムの需要も高まります。時期に応じた栄養素の変化については、定期健診時にかかりつけ医に相談するのがベストです。
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参考情報
- 厚生労働省「妊産婦のための食生活指針」
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」
- 厚生労働省「神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について」
- 日本産科婦人科学会
まとめ
妊娠中は体調の変化により野菜が不足しがちですが、調理法や食材選びを工夫することで、無理なく栄養を摂ることができます。
- 食べられるものから少しずつ取り入れる
- スープや蒸し野菜など食べやすい調理法を選ぶ
- 冷凍野菜やカット野菜で調理の負担を軽減する
- 栄養補助食品を検討する場合は必ずかかりつけ医に相談する
大切なのは、無理をしないことです。食事で困ったことがあれば、かかりつけの医師や管理栄養士に相談してみてください。
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